バイタリティケア外来とは
1心身不調の原因は脳の疲労です。
身体と心への点滴で回復治療します。
身体の点滴:ビタミン剤などの注入
心の点滴:心理検査などの自己理解知識の注入
実例①
「以前はこんなにすぐ疲れやすくなかったのに…と不甲斐なく感じていましたが、治療をはじめて最近は身体が付いてきてくれるようになったなぁと感じています。」
50代 女性
実例②
「集中力が戻ったと実感している。午後遅くには頭の芯がボーっとしてきてたのが、18時を過ぎても仕事をサクサクできる。」
58歳 男性
自分で選んだはずの責任からくる心労
- 神経伝達機能
- 自律神経機能
- ホルモン分泌機能
が、改善することで
- 頭がスッキリ
- 肉体機能回復
- 心と身体が軽くなる
“心身の不調”について
こころと身体は、非常に密接な関係にあります。急激・持続的にストレスがかかることで、さまざまな心身の不調をきたすようになります。心身の症状は、何らかの危険・異常を知らせるサインです。
ちょっとしたことだから…、病気ではなさそうだから…と放置すると、知らず知らずのうちに負荷が積み重なり、症状が悪化し日常生活に支障をきたすこともあります。
風邪をひいて内科を受診するときと同じ気軽さで、気になったときにはお早目にご相談ください。
バイタリティケアで扱う領域
バイタリティケア外来では、「うつ病まではいかないけど、気分が沈んでやる気が出ない」「よく眠れない」など、”なんとなくの不調”を改善し、かつての自分の活力を取り戻します。
下の図でいうと、「-5」をうつとすると「0」~「-2」くらいの落ち込みや不調を改善していきます。
心身を休めたくても無理をしないといけない状況で、ストレスがかかり続けている経営者の方、夜に仕事をされている方などに受診をお勧めいたします。
このような症状やお悩みはございませんか?

以下のような症状がございましたら、お早目に当院へご相談ください。
こころの症状・お悩み
- わけもなくイライラすることが多くなった
- 不安感が強い
- 集中力が以前より続かなくなった
- 気分の上がり下がりが激しい
- 気分が沈んでしまう
- 友人との約束も億劫になる時がある
- 職場に出勤する直前になると行きたくない気持ちになる
- 趣味が楽しく感じられなくなった
身体の症状・お悩み
- 判断力が鈍ってきた
- 胃が痛む
- なんだか息苦しい
- 頭痛がする、肩こり・腰痛が続く
- めまい、ふらつきがある
- 動悸、息切れがある
- 緊張が取れない
- 腹痛、下痢などお腹の不調が続く
- 性欲が弱くなった
- 身体が重い・だるい
ご家族が気づきやすい症状・お悩み
- 約束を忘れる
- 物を頻繁になくす
- 知り合いの顔、名前をよく忘れる
- 寝つきも悪くよく眠れていないようだ
- 短期間で性格が変わった、変わるときがある
睡眠にかかわる症状・お悩み
- 寝つきが悪い
- 明け方まで眠れないことがある
- 夜中に何度も目が覚める
- よく眠れない、よく夢を見る
- 時間は足りているはずなのに日中眠い
- 寝ても疲れがとれない
- 睡眠不足で日常生活に支障が出ている
- スッキリ目覚めない
”バイタリティケア”診療の流れ
バイタリティケア外来で行う診療の、当日の流れをご案内いたします。
初めてご来院頂く方は、初診WEB予約またはお電話にてご予約ください。ご家族からのご相談も承っております。
受付でご予約いただいた旨をお伝えください。
お一人おひとりの治療に必要な検査を行います。
- 身体検査
- 心理検査
医師またはカウンセラーなどストレスケア専門チームが、患者様の状態をお伺いします。
- これまでのこと
- 現状
- これからのこと
患者様に必要な処方を致します。身体や日常の指導も行います。
- 点滴
- 身体指導
- 日常指導
お会計時に、次回のご予約を取っていただきます。
バイタリティケア外来で診察する主な症状・疾患
うつ病
生涯で5.7%の人が一度はかかるこころの病気が、うつ病です。 世界を見ても、3.5億人の患者がおり、一般に存在する普遍的な病気です。また、こころの弱い人がなる病気、でもありません。 脳神経の伝達がうまくいかなくなり、脳の機能障害を起こすことで発症します。憂うつな気分が抜けない、不安・焦りが続く、必要以上に自分を責めてしまうといったこころの症状に加え、食欲低下、睡眠障害といった身体の症状も見られます。 主に、認知行動療法、抗うつ薬処方による治療を行います。
不眠症
寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、眠りが浅い、異様に朝早く目覚めるといった状態が、1ヵ月以上続いている状態です。日中の活動への影響も大きく、仕事・勉強・家事などに支障をきたすことが少なくありません。 現在、国内の成人のうち約20%に、不眠症またはそれに準じた睡眠にかかわる問題が見られると言われています。
ADHD(注意欠陥・多動性障害)
集中力が続かない「注意欠陥」、じっとしていられない「多動性」、考えずに行動してしまう「衝動性」といった特性が認められる、神経発達障害または行動障害です。 未成年のうちの5%、成人の2.5%に見られる、珍しくない障害です。一般的に、7歳までに特性が現れ、短期間で終息するものではありません。 臨床心理士による心理検査の上、カウンセリング、環境改善、薬物療法などを行います。
社交不安障害
人前に立ったり注目を浴びた状態で発言をするとき、誰でも多少は緊張します。社交不安障害は、通常より強い緊張によって、動悸、震え、発汗、吐き気といった症状をきたす障害です。 主に、認知行動療法による心理療法、薬物療法などを行います。
パニック障害
理由もなく、突然に動悸、過呼吸、めまい、発汗、震え、痺れといった発作を起こす障害です。ときに、そのまま死んでしまうかもしれない、という恐怖を抱きます。これらの症状は短時間で治まりますが、次にいつ起こるか分からないことから、その不安によって日常生活に大きな支障をきたします。 主に、認知行動療法による心理療法、抗うつ薬を使った薬物治療などを行います。
強迫性障害
意思に反して不合理な思考が繰り返され、その不安から逃れるために同じ行動を繰り返し、自身の行動を制御できなくなる障害です。具体的な例としては、ガスの元栓を閉め忘れたような気がして約束があるのに何度も帰宅してしまったり、きれいなはずの手を何十分・何時間も洗ってしまうような行動が挙げられます。 認知行動療法、曝露反応妨害法を主に行います。必要に応じて、薬物療法を取り入れます。
統合失調症
統合失調症は、幻覚や妄想によって意欲などの機能の低下、認知機能の低下などが見られる疾患です。思春期から青年期に発症するケースが多くなります。 陽性症状には、見えないものが見える「幻覚」、きこえないものがきこえる「幻聴」、盗撮・盗聴・監視などを根拠なく決めつける「妄想」などが挙げられます。 陰性症状としては、感情の起伏が少なくなる「感情の平板化」、思考をうまくまとめられない・伝えられない「思考の貧困化」、殻に閉じこもってしまう「自閉」、「意欲の欠如」などが挙げられます。
認知症
一度正常に発達した認知機能が、後天的な脳の障害によって低下することで、日常生活や社会生活に支障をきたしている状態です。 脳の萎縮によって認知機能が低下していく「アルツハイマー型認知症」、レビー小体という異常な構造物が脳に蓄積する「レビー小体型認知症」、脳血管障害後に発症する「脳血管性認知症」が三大認知症です。