考えがまとまらない

このような症状でお困りはございませんか?

  • 物事を覚えるのに時間がかかる
  • 集中力が続かない
  • 考えがまとめにくい
  • 判断力が鈍い
  • 物事に優先順位をつけられない
  • 計画を立てられない
  • もの忘れが増えた
  • 言葉が出てこない、話せない

考えがまとまらない時の原因は脳のストレス?

脳情報過多であったり、マルチタスクを抱えていることが無意識のうちにストレスとなり、脳疲労を起こし、考えがまとまらないなどの機能の低下が見られることがあります。 特に現代社会に生きる私たちは、ノルマをこなす、計画通りに1日を過ごす、仕事と家庭を両立するといったことに迫られ、気づかないうちに脳疲労を起こしやすい状態にあります。

女性は脳疲労が起きやすい?

女性の社会での活躍は目覚ましいものの、割合としてはまだまだ、男性よりも女性の方が仕事・家事・育児・介護といった「マルチタスク」を抱えることが多くなります。さまざまなコミュニティに属することから、それだけ人間関係に悩む可能性も高くなります。もちろん男性でもマルチタスクを抱えれば同じことが起こりますが、比較的女性の方が脳疲労を起こしやすいということが言えます。 一方で、1つの物事に集中して取り組む場合、脳疲労は起こりにくくなります。

考えがまとまらない原因となる病気

自律神経失調症

過度のストレスによって自律神経が乱れ、心身に不調をきたしている状態です。 症状としては、考えがまとまらない以外に、不安、緊張、落ち込み、吐き気、だるさ、肩こり、動悸、目まい、頭痛、睡眠障害など、さまざまなものが挙げられます。

うつ病

気分の落ち込みが長く続き、考えがまとまらない、意欲低下、人と会いたくない、だるい・疲れやすい、食欲低下といったさまざまな心身の症状をきたします。 うつ病は、抑うつ状態だけが続く「大うつ病性障害」と、抑うつ状態と躁状態が繰り返される「双極性障害抑うつ」に分けられます。

統合失調症

10~30代での発症が多く、考えがまとまらずに意味をなさない会話をしたり、行動をしたりといったことが起こります。 陽性症状としては幻覚・幻聴・妄想が、陰性症状としては感情の平板化・思考の貧困化・自閉・意欲の欠如などが見られます。

慢性疲労症候群

検査で客観的な異常が見つからないにもかかわらず、倦怠感・疲労感が長期にわたって持続している状態です。 倦怠感・疲労感によって、仕事や勉強だけでなく日常生活においても考えがまとまらず、うまく作業をこなせなくなります。 筋肉痛、睡眠障害などを合併すると、事態はさらに深刻となります。うつ病、更年期障害との鑑別が重要です。

認知症

脳の萎縮に伴い認知機能が低下していく「アルツハイマー型認知症」、レビー小体が脳に蓄積する「レビー小体型認知症」、脳血管障害後に発症する「脳血管性認知症」などに分類されます。 大半を占めるのがアルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症であり、細かな症状の現れ方は異なるものの、いずれの場合も、考えがまとまらない、意欲・集中力・注意力の低下といった症状が見られます。

何らかの病気による脳症(意識障害)

糖尿病、低血糖、低酸素状態、脳炎などによって認知機能が障害されると、考えがまとまらない、正常な反応ができないといったことが起こります。

考えがまとまらない時の対処法

なんとなく考えがまとまらない、頭が働かないということは、多くの方が一度は経験します。まずは以下のような方法を試してみてください。 その他に症状がある場合、以下の方法を試しても改善しない場合には、お早目に当院にご相談ください。

対策となるストレスケア

アロマ明らかなストレスがある場合には、今一度そのストレスを回避・軽減する方法がないかを考えてみてください。信頼できる人にアドバイスをもらうのもよいでしょう。仕事などでストレスに立ち向かうべき場面もときにはあるでしょうが、慢性的なストレスは、健康を害するおそれがあります。 リフレッシュも重要です。趣味、旅行、スポーツなどで、ストレスから解放される時間を意識してつくりましょう。

睡眠不足の解消

まずは、夜間に十分な睡眠をとるようにしてください。ついつい夜更かしをしてしまうという方は、この改善だけでも心身の状態の変化が実感できます。 週末の寝だめは、生活リズムを崩すことがあるため、逆効果です。夜間以外に睡眠をとる場合には、日中、短時間の昼寝をするようにしてください。目を閉じてリラックスしているだけでも、睡眠に近い効果が得られます。

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