発達障害ケア(発達検査)

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発達障害ケア外来とは

自身の特性を知ることにより少しずつ生きやすくなる!自身の特性を知ることにより少しずつ生きやすくなる!

3自らの治癒力を高めるために五感への働きかけ、腸を大切にする食事また呼吸を見直します。

五感:味覚・嗅覚・知覚・聴覚・視覚にアプローチする回復治療
腸:腸内フローラ検査から脳腸相関関係にアプローチする回復治療

実例①

「周りの人の言動にイライラすることが多かったのですが、自分自身の特性を知ることで相手への捉え方が変わり、気持ち穏やかに適応できるようになりました。」

40代 女性

実例②

「夫が検査を受けてくれて、彼の特性はとても個性的なんだと理解して受け入れてくれたおかげで、(離婚寸前まで来ていましたが…)再出発できました。もっと早く知っていれば苦しまなくて済んだのに、と思いました。」

30代 女性

得手不得手がはっきりしなくて、失敗を続けてきたことで自信を失っている
  • 神経伝達機能
  • 自律神経機能
  • ホルモン分泌機能

得手不得手がはっきりしなくて、失敗を続けてきたことで自信を失っている

が、改善することで

  • 周囲に適応しやすくなる
  • 自尊心が高まる
  • 気持ちの切り替えが早くなる

大人の発達障害とは?

発達障害は、生まれたときからの脳の障害であるため、後天的に発症することはありません。 しかしその中には、子どもの頃に発見・診断できないケースもあります。少し前まで発達障害というものがまだ一般に広く知られていなかったことも影響し、近年、大人になってから初めて発達障害を自覚した、診断を受けたという、いわゆる「大人の発達障害」でお悩みの方は少なくありません。 学校を卒業して社会に出たとき、恋愛・結婚をしたときなどに発達障害の症状が表面化しやすく、そこで初めて「自分は人と少し違うかもしれない」と気づいたり、うすうす感じていた違和感を確信したりして、受診に至るケースが多くなります。 発達障害ではないかとお悩みの方、なんとかやっているけれど生きづらさを感じている方、ご家族に受診を勧められた方は、どうぞお気軽に当院にご相談ください。

3種類の発達障害とそれぞれの症状

自閉症スペクトラム障害(ASD)

対人関係の構築、コミュニケーションの難しさ、こだわり・興味の偏りなどを特徴とします。また患者様によって、強く現れる特性に個人差があります。

症状
  • 相手の気持ちを察する、場の空気を読むことが難しい
  • 冗談を冗談と受け取れない
  • 曖昧な表現が理解できない(できれば早く、だいたい等)
  • 相手の顔や目を見て話すことができない
  • 相手、場に合わせて行動することを辛く感じる
  • 雑談、世間話などで何を話せばいいのか分からない
  • 3人以上の会話についていくことが難しい
  • 作業の手順、ルールが変わると対応できない
  • 新しい環境が苦痛
  • 複数の指示の理解が難しい
  • 話をききながらメモをとることが苦手
  • 身だしなみを整えることが苦手
  • 音、光、人との接触に敏感

注意欠如、多動性障害(ADHD)

集中力が続かない「注意欠陥」、じっとしていられない「多動性」、考えずに行動してしまう「衝動性」という特性のある障害です。 注意欠陥が優位なタイプ、多動性・衝動性が優位なタイプ、両者が混じるタイプに分けられます。

症状
  • ケアレスミスが多い、忘れ物・遅刻が多い
  • 落ち着きがない
  • 作業中に他のことが気になり、最後までやり遂げられない
  • 整理整頓、片付けが苦手
  • 音、声などによって注意が逸れる、集中力が容易に切れる
  • ゲーム、インターネットに夢中になり通常では考えにくいほど長時間没頭する(明け方までやってしまう等)
  • 簡潔に喋ったり、要点をまとめて喋るのが苦手
  • 説明を受けてその要点を掴むのが苦手
  • 文章(メール等)が長くなる、段落をつけて分かりやすくすることができない
  • 思ったことをそのまま言葉にしてしまう
  • 計画通りに物事を勧めることが苦手、締め切りが守れない

限局学習障害(SLD)

全体的な知的発達に大きな問題はないものの、特定の作業の習得が極限的に遅れてしまう障害です。 読み、書き、計算のうちのいずれか、あるいはその中でもさらに細かい作業のみが顕著に困難であるようなケースです。

症状
  • 読んだり書いたりすることが苦手
  • 計算が苦手、数字が大きくなると混乱する
  • 発音の近い単語のきき分けができない
  • 見た目が似た字の区別ができない(「は」と「ほ」など)
  • ひらがな、カタカナは書けるが漢字が書けない
  • 計算の繰り上がり・繰り下がりが理解できない
  • 簡単な暗算ができない
  • 物事の因果関係への理解が乏しい

当院で行う発達検査について

当院で行う発達検査について

診察にて育成歴や生活歴、既往歴などをお伺いした上で、以下のような検査を実施し、最終的に診断します。

性格検査

発達障害の可能性がある場合に、その人の特性を的確に抽出するための検査です。 自分の得手不得手を把握し、生きづらさを解消するために行います。

認知機能検査

頭の使い方の特徴を調べ、その人の得意・不得意を把握します。 WAIS-IV、WISC-IVといった検査法があります。

結果について

上記の検査の結果に基づき、心理士やカウンセラーが生きづらさを改善できるよう寄り添ったカウンセリングを行ってまいります。

当院で行う治療方法

認知行動療法・薬物療法

当院では、発達障害に対して「認知行動療法」を行います。認知行動療法とは、認知・感情に焦点を当てた「心理療法」と「行動療法」が合わさったものです。
感情や行動に問題が生じる場合、”発端となる出来事をどのように受け止めるか”といった認知の仕方を修正・セルフコントロールできるように改善していきます。
場合によっては、内服薬による薬物療法を行うこともあります。

カウンセラー・臨床心理士によるカウンセリング

医師の診断のもと、カウンセラーや臨床心理士によるカウンセリングを行います。 人との関わり方の見直し、コミュニケーション能力改善のための指導、社会的なルールや習慣の学習などを行います。

自分も大人の発達障害かも?と思ったら

自分も大人の発達障害かも?と思ったら、まずはご相談ください

もしご自身が発達障害かもしれないと思ったなら、まずは一度ご相談ください。診断を受けることへの不安がおありかもしれませんが、診断によって楽になる部分もあります。これまで抱いてきた違和感の原因が分かれば、根拠のある対応が可能です。 もちろん、すぐに良くなる、問題がすべて解決するわけではありません。しかし、得意・不得意を把握すれば、医師など専門家と協力して、生きづらさを軽減していくことができます。
ご自身で「気をつけよう」「治そう」としても、残念ながらその実現は困難です。
患者様お一人お一人に合ったものを提供して参りますので、お気軽にご相談ください。

発達検査の費用

発達検査費用 29,700円(税込)
※検査の前後に問診30分ずつ。保険適応

078-862-3527 初診WEB予約 トップへ戻る